2024年4月25日
株式会社クリーンエナジーコネクト
脱炭素ソリューションを手掛けるクリーンエナジーコネクトが
富士フイルムにオフサイトコーポレートPPAサービスを提供開始
-先進研究所・メディカルシステム開発センター宮台の実質再エネ100%化を実現-
脱炭素経営企業、RE100参加企業のお客様に対してNon-FIT太陽光発電によるグリーン電力と環境価値をお届けする株式会社クリーンエナジーコネクト(代表取締役:内田鉄平、以下「CEC」)は、電力小売及び脱炭素ソリューションの提供により、お客様の環境経営・CSR活動をサポートする清水建設株式会社100%出資のスマートエコエナジー株式会社(代表取締役:長澤 幹央、以下「SEE.」)と協業して、富士フイルム株式会社(代表取締役社長:後藤禎一、以下「富士フイルム」)が首都圏に保有する主要研究開発拠点である先進研究所・メディカルシステム開発センター宮台(神奈川県足柄上郡開成町:以下「研究開発施設」)に対し、追加性※1のある再生可能エネルギーを長期にわたって提供するオフサイトコーポレートPPAサービス※2(以下、本PPA)を導入しました。
CECは、富士フイルム専用のNon‐FIT小型太陽光発電所を開発・運営し、発電した再エネ電力はSEE.により送配電ネットワークを介して富士フイルムの研究開発施設先へ提供します。また、夜間などの太陽光発電による電力以外の電力は、SEE.が実質再エネ電力メニューであるEcologyプラン※3を提供します。本取り組みにより、PPAサービスの導入と合わせ、電力由来のCO2排出量を100%削減することができ、富士フイルムのRE100の目標達成に貢献します。
また、今回開発したすべてのNon-FIT太陽光発電所には、発電所の設置地域で災害等により停電が発生した際、周辺にお住まいの地域住民の皆さまが太陽光発電で発電した電気を利用できる災害時用コンセント「備えるコンセント®」を導入しており、これにより、発電所の設置地域に対するレジリエンス向上に貢献することを目指します。
CECは、脱炭素経営企業・RE100参加企業等のお客さまにとって最適なグリーン電力の導入計画の立案から実行支援、そして導入後の効果検証および目標達成までの脱炭素ソリューションをスピーディーかつ柔軟にワンストップで提供する会社です。今後は、太陽光発電に蓄電池や風力発電等を組み合わせることにより、24時間365日での再生可能エネルギー利用率向上を進めるなど、お客様の脱炭素、RE100の目標達成のために、最先端のグリーン電力ソリューションを提供し続けることで、気候変動問題の解決に向けた実効的な取り組みを実現してまいります。
※1 追加性とは、再生可能エネルギー電源の新規開発により、再生可能エネルギー発電総量増加に直接寄与することを意味します。
※2 コーポレートPPA(Power Purchase Agreement:電力購入契約)は、企業が再生可能エネルギーを発電事業者から長期にわたって固定価格で購入する契約です。企業がCO2排出量削減に貢献できるエネルギー調達手法として注目されています。オフサイトコーポレートPPAとは、遠隔地の発電施設から一般の送配電網を介して電力を調達する形態で、発電事業者が電力と環境価値をセットで需要家に供給する形態です。
※3 スマートエコエナジーのRE100の要件を満たす実質再生可能エネルギー割合100%の電力提供サービス名です。
会社概要
【本件に関する問合せ先】
■株式会社クリーンエナジーコネクト GXソリューション本部
E-mail:info@cleanenergyconnect.jp
以上