2024年5月24日
株式会社クリーンエナジーコネクト
クリーンエナジーコネクトがGoogle と
追加性のあるバーチャルPPAサービス契約を締結
~Googleに低圧分散型PPAサービスを提供~
脱炭素ソリューションをお届けする株式会社クリーンエナジーコネクト(代表取締役:内田鉄平、以下「CEC」)は、伊藤忠商事(代表取締役社長COO:石井 敬太)と協業して、Googleと追加性※1のある再生可能エネルギー環境価値を長期で提供するバーチャルPPAサービス契約を締結しました。
本取組は、CECが、2026年9月までに日本国内で約72MW-DC(40MW-AC、発電所約800カ所)のGoogle専用のNon-FIT低圧太陽光発電所を開発し、長期にわたって追加性※1のある再生可能エネルギーの環境価値を提供するものです。
具体的には、Google が保有運営する千葉県印西市のデータセンター等を中心に追加性のある再生可能エネルギーの環境価値が提供される予定です。
今般、本取組の一環としてCECとのバーチャルPPAサービス契約を締結及び公表するにあたって、 Google 日本法人 代表 である奥山 真司 氏からは、「Google では、2030年までに地域を問わず24時間365日カーボンフリーエネルギーで事業を運営するという目標を掲げています。今回のPPAは、目標の達成に一歩近づくものであると確信しています。CECが実施する低圧分散型の本太陽光発電プロジェクトは、国内の限られた土地資源の有効活用という大規模太陽光発電プロジェクトにおける課題に対処します。このプロジェクトにより、印西データセンターなどを支援する複数の送電網地域に、低圧分散型太陽光発電所ネットワークが構築されることを歓迎します。」とメッセージを頂いています。
尚、本プロジェクトにおいて開発されるNon-FIT低圧太陽光発電所には、「備えるコンセント®」※2を併設しています。CECは発電所設置地域のレジリエンス向上に貢献しながら、持続可能な脱炭素社会の実現を目指して、具体的かつ実効的な取り組みを進めてまいります。
CECは、今後とも、脱炭素経営企業及びRE100参加企業等のお客さまにとって最適なグリーン電力導入計画の立案から実行支援、そして導入後の効果検証および目標達成までの脱炭素ソリューションをワンストップで、柔軟かつスピーディに提供します。また、今後は、太陽光発電に蓄電池や風力発電等を組み合わせることにより、24時間365日での再生可能エネルギー利用率向上を進めるなど、お客様の脱炭素目標達成のために、最先端のグリーン電力ソリューションを提供し続けることで、気候変動問題の解決に向けた実効的な取り組みを実現して参ります。
※1 “追加性”とは、再生可能エネルギー電源の新規開発により、再生可能エネルギー発電総量増加に直接寄与することを意味します。
※2 PPAサービスにおいて、太陽光発電所の設置地域で、災害等により停電が発生した際に、発電所の周辺にお住まいの地域住民の皆さまが、太陽光発電で発電した電気を利用できる災害時用コンセントです。