清水建設がクリーンエナジーコネクトと
総合建設業初の生グリーン電力提供(オフサイトコーポレートPPAサービス)契約を締結
株式会社クリーンエナジーコネクト(代表取締役:内田鉄平、以下「クリーンエナジーコネクト」)は、清水建設(取締役社長:井上和幸、以下「清水建設」)が保有する賃貸用オフィスビル3棟に対して、新設する太陽光発電からの生グリーン電力を20年間にわたって提供するオフサイトコーポレートPPAサービス契約を締結しました。
本取組みは、クリーンエナジーコネクトが需要家である企業と共同で、環境省が実施する令和3年度「オフサイトコーポレートPPAによる太陽光発電供給モデル創出事業」として申請し、交付決定を受けた事業※1,2のうちの一つです。
清水建設は、保有する不動産物件に対し、2030年までに再生可能エネルギー導入率を100%とする目標を掲げており、このたび、より長期安定的に再生可能エネルギー電源を確保することを目的に、クリーンエナジーコネクトが清水建設専用の新しい太陽光発電所を開発・所有し、清水建設の100%子会社で小売電気事業を手掛けるスマートエコエナジー株式会社と連携・協業し、電力を供給するオフサイトコーポレートPPAサービスとして20年間の長期契約にて締結することとなりました。
建設から竣工後の運営にいたるまで多くのCO2を排出すると言われている建築構造物にライフサイクルを通じて携わる総合建設業界において、新たに開発した専用の発電所から生グリーン電力を調達するという清水建設の本取組みは先駆的な事例となり、今後、同業界での水平展開が期待できると考えております。
クリーンエナジーコネクトは、今後も脱炭素を目標に掲げる企業のお客様のパートナーとして、Non-FIT太陽光発電所からの電気と環境価値をお届けし最適なグリーンソリューションを提供してまいります。お客様と共に、気候変動問題の解決に向けて、脱炭素への実質的な取り組みを実現してまいります。
【事業の概要】
クリーンエナジーコネクトが、清水建設の保有する賃貸用オフィスビル3棟専用に合計1MWの低圧太陽光発電所を開発し、小売電気事業者であるスマートエコエナジーを通じて当該ビル3棟へ20年間にわたり電力と環境価値を提供します。
本事業の低圧太陽光発電所は、農地の跡地などの平地を利用して分散設置し、それらをアグリゲートすることで発電量を確保します。山林の伐採や斜面への設置などを行わずに周辺環境に配慮しながら、天候不順や自然災害によるリスクを分散することが可能です。
【会社概要】
※1 令和3年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(PPA活用など再エネ価格低減等を通じた地域の再エネ主力化・レジリエンス強化促進事業)のうち「オフサイトコーポレートPPAによる太陽光発電供給モデル創出事業」 一次公募における採択決定のお知らせ
URL:環境省 令和3年度「オフサイトコーポレートPPAによる太陽光発電供給モデル創出事業」採択決定のお知らせ | 株式会社クリーンエナジーコネクト (cleanenergyconnect.jp)
※2 同 二次公募における採択決定のお知らせ
URL:環境省 令和3年度「オフサイトコーポレートPPAによる太陽光発電供給モデル創出事業」採択決定のお知らせ | 株式会社クリーンエナジーコネクト (cleanenergyconnect.jp)