2022年5月26日
NTTアノードエナジー株式会社
株式会社クリーンエナジーコネクト
NTTアノードエナジー株式会社と「追加性」のある再生可能エネルギーに関する電力調達契約を締結
NTTアノードエナジー株式会社(代表取締役社長:高間徹、以下「NTTアノードエナジー」)と株式会社クリーンエナジーコネクト(代表取締役:内田鉄平、以下「クリーンエナジーコネクト」)は、追加性のある再生可能エネルギー電力の調達契約を締結しました。
クリーンエナジーコネクトが、2023年度までに国内で累計70MW(約700ヵ所)のNTTアノードエナジー専用の低圧太陽光発電所を開発し、発電したグリーン電力をNTTアノードエナジーが長期に渡って調達するものです。NTTアノードエナジーでは、クリーンエナジーコネクトから調達した電力をオフサイトPPAの手法を活用し、主にNTTグループ向けに供給いたします。低圧分散型の太陽光発電所の設置にあたっては、山林を切り開くことなく、農地の跡地などの平地を利用することで、周辺環境への影響を抑えます。
NTTアノードエナジーは、NTTグループの保有する技術、アセットを活用したスマートエネルギー事業を推進する会社として、NTTグループのシナジーを最大限に発揮し、再生可能エネルギー発電設備や蓄電池等の分散エネルギーリソースをより高度に活用するソリューションの開発提供を通じ、パートナー企業とともに新たなエネルギー流通の仕組みを創り上げ、産業の活性化に取り組んでいます。
クリーンエナジーコネクトは、国内のオフサイトコーポレートPPA事業の導入拡大を積極的に推進することで、国内の再生可能エネルギーを普及させ、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
今後、NTTアノードエナジー及びクリーンエナジーコネクトは、政府の第6次エネルギー基本計画で示された「2050年カーボンニュートラル」、2030年度の新たな温室効果ガス削減目標達成に向けて、両社での協業を拡大し、国内における再生可能エネルギー電源の導入拡大に寄与してまいります。
【追加性】
追加性(additionality)とは、企業の選択した調達方法が再生可能エネルギーへの投資を促進し、化石燃料の代替に繋がっているものを表すもので、再生可能エネルギーの調達に積極的な企業の中で、重要視されています。
【オフサイトPPA】
コーポレート PPA (電力購入契約:Power Purchase Agreement)は、需要家が発電事業者から再生可能エネルギー由来の電力を長期に購入する契約です。オフサイトPPA はオフサイト型コーポレートPPA の略で、遠隔地の発電設備から送配電網を介して需要家へ送電するモデルです。都市部のオフィスビルでは、敷地内や屋根での太陽光発電設備の設置が困難なケースが多いと言われています。敷地外に発電設備を設置するオフサイトPPAは、再生可能エネルギー導入策として環境先進企業に注目されている方法です。
【会社概要】