2024年1月31日
東急建設株式会社
株式会社クリーンエナジーコネクト
東急建設とクリーンエナジーコネクトが「令和5年度 新エネ大賞」を共同受賞
-建設現場を対象としたバーチャルPPAサービス導入を評価-
東急建設株式会社(代表取締役社長:寺田光宏、以下「東急建設」)と株式会社クリーンエナジーコネクト(代表取締役:内田鉄平、以下「クリーンエナジーコネクト」)は、「令和5年度 新エネ大賞」の新エネルギー財団会長賞[導入活動部門]を共同で受賞しました。
東急建設とクリーンエナジーコネクトは、東急建設専用のNon-FIT低圧太陽光発電所を新たに47か所開発し、発電した電力を卸電力取引市場へ売却し、追加性※1のある再生可能エネルギーの環境価値※2を提供するバーチャルPPAサービスを2023年4月より運用開始しました。
建設現場に追加性のある再エネを導入する場合、建設現場の工期が数年間という短さや、電気需給契約件数の多さになどより、従来のオフサイトコーポレートPPAサービスの導入が困難という課題がありました。今回の受賞にあたっては、この建設現場特有の課題をバーチャルPPAサービスを導入することで解決した先駆的な取り組みとして評価されました。また、このような追加性のある再エネ導入は、今後、建設業界をはじめ他の業界への広がりが期待できる点も評価されました。
本バーチャルPPAサービスは、年間約440万kWh分の電力の環境価値が、追加性のある再生可能エネルギーによって生み出されます。これは二酸化炭素約1,900t-CO2分の削減に相当し、東急建設の建設現場における電力使用に伴う年間二酸化炭素排出量のうち、約20%の削減に貢献いたします。
今後も東急建設とクリーンエナジーコネクトは相互に連携を深め、バーチャルPPAサービスによる建設現場の二酸化炭素排出量の削減や、追加性のある再生可能エネルギーの普及に貢献してまいります。
■新エネ大賞とは
一般財団法人新エネルギー財団が主催する、新エネルギーの一層の導入促進と普及及び啓発を図るため、新エネルギーに係る商品及び新エネルギーの導入、あるいは普及啓発活動を広く募集し、そのうち優れたものを表彰するものです。
令和5年度 新エネ大賞:https://www.nef.or.jp/award/kako/r05/
※1 追加性:企業の選択した調達方法が再生可能エネルギーへの投資を促進し、化石燃料の代替に繋がっていることを表すもので、再生可能エネルギーの調達に積極的な企業の中で、重要視されています。
※2 バーチャルPPAサービスにおける環境価値は、Non-FIT非化石証書になります。
【関連リリース】
2022年12月22日「国内初となる 建設現場を対象としたバーチャルPPAサービス契約を締結」
https://www.tokyu-cnst.co.jp/topics/2350.html
2023年5月29日「建設現場を対象としたバーチャルPPAサービスの運用を開始」
https://www.tokyu-cnst.co.jp/topics/2421.html
会社概要
【本件に関する問合せ先】
■東急建設株式会社 経営戦略本部 経営企画部 コーポレート・コミュニケーショングループ 西田
TEL 03-5466-5008 FAX 03-5466-5069
E-mail: webmaster@tokyu-cnst.co.jp
■株式会社クリーンエナジーコネクト 再エネソリューション本部
E-mail: info@cleanenergyconnect.jp
以上