Interview

「金太郎飴のようだね」は最高の褒め言葉。──
月100件、数億円のプロジェクトを動かす再エネ開発PMのリアル

再エネ発電所 開発・管理部
プロジェクトマネージャー

sasaki shunya

佐々木 竣也


はじめに

脱炭素社会の実現に向け、再生可能エネルギーの導入が加速しています。補助金に依存したプロジェクトが中心だった中で、オフサイトコーポレートPPAという補助金に頼らない仕組みで大手企業の脱炭素を支援しているのが私たちクリーンエナジーコネクト(CEC)です。

今回は、再エネ発電所 開発・管理部でプロジェクトマネージャーとして活躍する佐々木 竣也さんにインタビュー。大手メーカーからの転職を経て、CECで働くリアルなやりがい、成長環境、そして未来の仲間へのメッセージを語ってもらいました。

震災を機に再エネの世界へ。成長を求め、たどり着いたのがCECだった

―― まずは、佐々木さんが再エネ業界に興味を持ったきっかけや、これまでのキャリアについて教えてください。

佐々木:はい。私は新卒から一貫して再エネ業界に携わっており、CECへの入社が初めての転職になります。

再エネの道を志すようになったのは、東日本大震災が大きなきっかけです。私自身が福島出身ということもあり、何か自分にできることはないかと考え、この業界に飛び込みました。

最初にキャリアをスタートさせたのは、太陽光パネルメーカーです。住宅用のパネルや蓄電池の営業から始まり、次第に企画系の業務にも携わるようになりました。

また入社5年目には、地域創生という文脈で発電事業を手がけるベンチャー企業へ出向する機会を得ました。そこでは、脱炭素を目指す企業や自治体への提案から発電所の建設まで、一連のプロセスを経験しました。人数が少なくスピード感のある環境で、非常に大きな経験を積むことができたと感じています。

―― ベンチャーへの出向経験が、転職を考える一つのきっかけになったのでしょうか。

佐々木:そうですね。出向から戻り、本社で発電所の開発業務に携わったのですが、出向先で感じたスピード感や裁量の大きさと比べて、物足りなさを感じるようになりました。また当時の私の役割は、開発会社のように発電所を建設してお客様にお渡しするまでの一時的な関わりに留まっていました。発電所の「ゆりかごから墓場まで」と言われるライフサイクル全体に対して、もっと一気通貫で関わり、専門性を深めていきたいという思いが強くなったのです。

その2つの思いから転職を考えたとき、候補に挙がったのがCECでした。創業からの急成長が示す事業のスピード感。そして面接で会った上司の鎌田(再エネ発電所 開発・管理部 部長)や内田(代表取締役)の人柄に強く惹かれました。「この人たちとなら、チャレンジさせてもらえる」と確信できたのが決め手です。

―― 面接では、具体的にどのようなお話があったのでしょうか?

佐々木:一次面接の段階で、部長の鎌田だけでなく現場のチームメンバーも同席してくださり、日々の仕事の進め方や部の全体像について、非常に具体的に説明してくれました。

特に印象的だったのは、私のキャリアやスキルセットを踏まえた上で、「佐々木さんなら、入社後にこの部分でこんな風に活躍できるんじゃないか」と具体的な役割を提示してくれたことです。当時、私にはファイナンスの知識・経験がなかったのですが、その点も率直に伝えたところ、「それなら、この業務で一緒に挑戦してみないか」と具体的な道筋を示してもらえました。入社後の働き方を鮮明にイメージできたことが、最後の後押しになりましたね。

研修よりも実践。OJTと「誰にでも聞ける文化」が成長を加速させる

―― 実際に入社されてから、業務のキャッチアップはどのように進みましたか? 特に最初の3ヶ月間のオンボーディングについて教えてください。

佐々木:正直に言うと、手厚い座学研修などが整備されているわけではありません。その代わり、すぐに現場に入って実践の中で学んでいく環境があります。

私の場合、入社後すぐにOJT担当の先輩とマンツーマンで動き始め、初日から実際の業務を任せてもらえました。まさに「やりながら覚える」スタイルです。最初は戸惑うこともありましたが、CECには部署の垣根なく、誰にでも気軽に質問できる風通しの良い文化があります。分からないことがあればすぐに周囲に聞ける環境があったので、スムーズに業務に慣れることができました。

―― ご自身で業務マニュアルを作成することもあるそうですね。

佐々木:はい。まだ整備されていない部分も多いので、自分が気づいたことや、後から入る人が迷いそうなことは、積極的にマニュアル化するようにしています。例えば、私が担当している月次の資金調達業務。これは金融機関に提出する書類が非常に多く、提出期限から逆算して動く必要があります。どの数字がどの資料にあるのか、最初は探すのに苦労したので、今は後続のメンバーが困らないように手順を整備しています。自分で仕組みを作っていけるのも、スタートアップならではの面白さだと感じています。

毎月、数億円規模のプロジェクトを動かす。入社2ヶ月で任された責任とやりがい

―― 佐々木さんが現在担当されている業務について、詳しく教えていただけますか?

佐々木:私が所属する開発・管理部は、大きく3つのセクションに分かれています。①太陽光発電所の開発会社と連携し発電所を組成する上流の開発チーム、②建設から完成・資金調達までを担当するチーム、③運転開始後の発電所を維持管理するO&M(運用・保守)チームです。私は主に②のチームとして、発電所を完成させ、金融機関から調達した資金で開発会社へ支払いを行うまでの一連のプロセスを担っています。

―― 一つの発電所が完成するまでの、具体的な流れを教えていただけますか?

佐々木:開発の計画から稼働までは、およそ半年です。まず営業部門がソリューション提案を行い契約予定の大手企業のお客様のニーズに基づき、半年前から開発会社と対話を始めます。並行して私たちは金融機関と交渉して資金調達に動き、SPC(特別目的会社)を設立します。

その後、発電所の仕様を詰め、法令許認可等は開発会社と協力し、自治体や送配電事業者との協議を進めます。稼働の2ヶ月前には現地の写真などで進捗を確認し、最終調整を行います。

そして開発会社から発電所の引き渡しを受け、私たちの最終チェックを経て、金融機関からの融資を実行し、開発会社へ支払いを行う、という流れです。主に耕作放棄地などを活用した小型の発電所なので工期が短く、こうしたプロジェクトが常に複数、並行して動いています。

―― CECでは月に50〜100件というペースで開発しているそうですが、それを支えるパートナーとの関係で大切にしていることは何ですか?

佐々木:おっしゃる通り、パートナーとなる開発会社の品質は非常に重要です。そのため、過去に開発した発電所を見せていただいたり、事業に対する考え方に共感できるかをしっかり対話して、信頼できる会社とお付き合いするようにしています。また、CEC-Cloud®という自社開発した情報連携のDXプラットフォームを活用して、開発会社側の報告業務などを簡略化・効率化する取り組みを進めています。これでお互いの手間を省き、高品質な開発に集中できる良好な関係を築けています。

―― まさに事業の根幹を支える役割ですね。1日のスケジュールについても教えてください。

佐々木:週に1回ほどは、金融機関や企業のお客様を発電所にご案内する「発電所視察」があります。それ以外の日は、オフィスワークが中心です。

「金太郎飴のようだね」は最高の褒め言葉。品質とテクノロジーで信頼を築く

―― 週1回の発電所視察は、どのような目的で行われるのですか?

佐々木:私たちの事業に融資や投資をしてくださる金融機関の方々や、今後協業を検討しているパートナー企業、そしてオフサイトコーポレートPPAサービスで再エネ発電所の電気と環境価値をご提供する企業のお客様に、発電所の品質を直接見ていただくのが目的です。

先日も、ミニバン2台を私と同僚で運転し、お客様をご案内しました。私たちが開発する発電所は、全国どこでも同じ高い品質で建設・運用されているのが強みです。視察を終えたお客様から「どこを見ても同じ品質で、まるで金太郎飴のようだね」と言っていただけることがあるのですが、これは私たちにとって最高の褒め言葉です。私たちの仕事の品質が、会社の信頼に直結していることを実感できる瞬間ですね。

―― 高い品質を維持する一方で、完成後の運用面で課題などはありますか?

佐々木:はい。現在、管理する発電所は全国に2,400箇所以上あり、様々な課題が出てきます。こうした広域に分散する多数の発電所を効率的に管理するところでも、自社開発したCEC-Cloud®というDXプラットフォームを活用しています。各発電所の発電量を遠隔で常に監視し、急な出力低下やエラーといった異常を自動で検知する仕組みを構築しています。何か問題が起きた際に、迅速に状況を把握し、O&M会社と協力しながら対応できる体制を整えているのです。

「受け身では何も始まらない」。だからこそ、自分でキャリアを切り拓く面白さがある

―― 入社して約半年とのことですが、改めて感じるCECの魅力や、入社前とのギャップがあれば教えてください。

佐々木:良いギャップとしては、「やりたい」と手を挙げれば、年齢や社歴に関係なく何でもやらせてくれるカルチャーがあることです。これは期待通りでした。入社3ヶ月で一つのSPCの金融機関対応を任せてもらえるようになり、今後は新しいサービスのビジネスモデルをゼロから構築するプロジェクトにも挑戦できることになっています。

一方で、これは表裏一体ですが、受け身の姿勢でいると何も進まない環境でもあります。手厚いマニュアルや研修を求める方には、少し合わないかもしれません。

しかし、自分で課題を見つけ、周りを巻き込みながら解決していくことに面白さを感じる方、若いうちから裁量を持ってどんどん挑戦したい方にとっては、これ以上ないほど成長できる環境だと思います。

―― 今後のキャリアパスについては、どのように考えていますか?

佐々木:まずは、現在担当している業務の専門性をさらに深めていきたいです。既存事業の運用だけでなく、新しいビジネスモデルを構築する「0→1」のフェーズにも深く関わりたい。その両方を経験した上で、いずれはマネジメントも担えるようになりたいと考えています。

そのために、今はファイナンスの知識習得に力を入れています。上司におすすめの本やセミナーを教えてもらい、会社の経費で参加させてもらうなど、学ぶ機会には事欠きません。知識と経験の両輪で、一日も早く独り立ちしたいですね。

スピード感と裁量を求めるなら、最高の環境がここにある

―― 最後に、CECへの応募を考えている候補者の方へメッセージをお願いします。

佐々木:CECの最大の魅力は、「新しいことに、スピード感のあるチームで挑戦できること」だと断言できます。私自身、入社前に期待していたことは、入社後も全く裏切られていません。

気になることがあれば、どんどん手を挙げて挑戦できる。そして、それを全力でサポートしてくれる仲間がいる。成長意欲の高い方、自らの手で事業や組織を創り上げていく実感を得たい方にとっては、本当に刺激的で、やりがいに満ちた環境です。

少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度お話を聞きに来てください。一緒に挑戦できる日を楽しみにしています。

佐々木 竣也(ささき しゅんや)

再エネ発電所 開発・管理部 プロジェクトマネージャー

再エネ発電所 開発・管理部
プロジェクトマネージャー

2016年に大手太陽光メーカーで法人営業を経験した後、地域連携型の再エネ事業で発電所開発をリード。さらなる成長と裁量を求め、2025年にクリーンエナジーコネクト(CEC)へ参画。現在は、再エネ発電所 開発・管理部の「建設〜資金調達」セクションを担当。

月50〜100件ペースで建設される低圧太陽光案件に対し、毎月数億円のプロジェクト資金を金融機関から調達し、建設完了までの工程管理と需給バランス調整を一手に担う。

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